悟った人のアニメ解析録 『沈黙の艦隊』VOYAGE 273(第273話)「ホワイトハウス応答せず」考察――海江田四郎、ヨハネの黙示録4章と“神の主権”
ニューヨーク近海まで進んだ原子力潜水艦「やまと」。目の前には、圧倒的なアメリカ軍がいる。いつ攻撃されてもおかしくない。それなのに海江田四郎は、力と力をぶつけ合う方向には進まない。その姿が、自分にはガンジーの非暴力、そして十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向かうイエスの姿と重なって見えた。海江田は、自分が死ぬことまで覚悟していたのか。自らの死をもって、核兵器によって維持されてきた世界秩序を終わらせ、新しい恒久世界平和を生み出そうとしていたのか。そして、その絶体絶命の瞬間に異変が起きる。