『攻殻機動隊』クルツコワが示した不老不死の未来 (眼帯が右目になってますがご了承ください。BY AI汗)

悟った人のアニメ解析録

『攻殻機動隊 S.A.C.』に登場するロシアの元スパイ、クルツコワ。

左目に眼帯を付けた彼女は、どう見ても30代前後の女性に見えます。

ですが、その実年齢は80歳近い老婆です。

初めてこの設定を知った時、「ぷぷっ。」笑えるな、ぐらいに思ってましたが・・・。

ところが最近になって、AIやロボット技術の進化を見ているうちに、
クルツコワというキャラクターが急に現実味を帯びて見えるようになりました。

もしや・・・。ありえるか、も。というプチショックのような感覚。

昔は「面白いSF設定だな」で終わっていたものが、今は「これ、本当に実現するかもしれない」と
感じるようになったのです。

攻殻機動隊は、未来予測だった

攻殻機動隊の原作漫画が1989年に士郎正宗によって発表されましたが、当時の社会情勢としてはAIはまだ夢物語でした。

ロボットといえば、自動車工場などで働く「ギィー、ガチャン、ギィー、ガチャン」と動く産業用ロボットアームが中心で、
人型ロボットであるソフトバンクのペッパー君もいませんでした。

しかし現在はどうでしょうか。

AIは文章を書き、画像を作り、会話をし、人間の仕事をサポートするようになりました。ロボットも急速に進化し、
人間のように歩き、作業し、判断する技術が次々と生まれています。

さらに脳科学・神経科学も発展し、人間の脳とコンピューターをつなぐ研究も進んでいます。

こうした流れを見ていると、あと4年後の攻殻機動隊の2030年の世界観は単なる空想ではなく、
未来予測だったのではないかと思えてきます。

クルツコワは、不老不死を実現している

クルツコワは80歳近い人物です。しかし外見は30代前後。体力も、身体能力も、現役で活動する力も、すべて若い。

これはある意味で、不老不死です。

人類が昔から恐れて悩んで苦悩してきたものの1つは「老い」です。

シワが増える。髪が白くなる。体力が落ちる。病気になりやすくなる。

だから人は老いることを恐れます。

しかし、義体化によって身体を交換できるなら、老化そのものから解放される。

されてしまう。。。

クルツコワは、その未来を先取りした存在であり、不老不死を実現する夢の世界なのか?
さらに、生命体とは何か?という新しい疑問をもたらす存在であることは間違いないですね。

(※AIに画像作ってもらったら、眼帯が右目になってる。。)

年齢とは、何なのか

ここで面白い疑問が生まれます。クルツコワは80歳なのでしょうか。それとも30歳なのでしょうか。

戸籍上は80歳かもしれません。しかし身体は30代。見た目も、体力も30代です。

私たちは普段、身体の変化によって年齢を感じています。しかし身体が劣化しなくなったら、
年齢とは何を意味するのでしょうか。

100歳でも若い身体を持つ人。150歳でも現役で働く人。200歳でも新しい挑戦をする人。

そんな時代になった時、今の年齢感覚は大きく変わるかもしれません。

「もう歳だから」という言葉が消える

自分が一番興味深いと思うのは、ここです。

今の社会では「もう歳だから」という言葉をよく聞きます。「もう80歳だから」「若い人に夢は任せるよ」
「自分たちの役目は終わった」

でも、それは身体が衰えることを前提にした価値観です。

もし身体を自由に交換できるようになったら?

80歳でも30代の身体。100歳でも現役。120歳でも新しいビジネスを始める。150歳でも恋愛をする。

そんな世界では、「もう歳だから」という言葉そのものが成立しなくなります。

若い人に夢を任せるのではなく、80歳も100歳も120歳も、みんな現役で夢を追い続ける。

そんな時代があと4年後?(2030年)に来る可能性が高いな、って思うのは自分だけでしょうか。

それでも最後に残るもの

ただし、攻殻機動隊が本当に描いているのは技術ではありません。

身体を交換しても、若さを維持しても、最後に残る問いがあります。

それは、「あなたは何者なのか」という問いです。

草薙素子少佐はそれをゴーストと呼びました。

肉体ではない。情報でもない。その人をその人たらしめている何か。

クルツコワが魅力的なのも、若い身体を持っているからではありません。

80年近い人生を生きてきた経験。積み重ねた記憶。信念。覚悟。それらが彼女のゴーストから作られている。

(注意:自分の解析では、ゴーストを魂と規定してます。魂をもない世界を、真実とも規定。)

ロボット、AI、擬態技術——2030年に向けて技術は飛躍的に進化しています。

だからこそ今、攻殻機動隊が単なるSF作品には見えません。

クルツコワという80歳のスパイは、老化から解放された未来の人類の姿を映し出しています。

そしてその未来では、「シワが増えたから引退する」「もう80歳だから若い人に夢を任せる」、そんな言葉さえ過去のものになっているのかもしれません。

攻殻機動隊は、そんな未来を30年以上前から私たちに見せていたのです。

あなたは、不老不死の世界が現実化したら、

何を考え、何をし、どんな未来を作りたいと思いますか?

あなたが何者なのか?その問いから考えてみてください。

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